[ect-announce-ja] 【論文募集案内:延長】アナログ回路技術小特集号

Kazuyuki WADA wada @ ics.tut.ac.jp
2009年 5月 26日 (火) 10:25:59 JST


研究者の皆様


標記小特集号の投稿期限が延長されたとのことです.

ご検討ください.




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−アナログ回路技術小特集号(英文論文誌A)論文募集−
               アナログ回路技術英文論文小特集編集委員会

 基礎・境界ソサイエティではアナログ回路技術に関連した小特集を1993年以
来,その時々に相応しいテーマを掲げて毎年行ってきました.今回も前回に引き
続き最新の研究成果を発表・共有する場として,アナログ回路技術の広範な分野
から論文をご投稿頂く「アナログ回路技術小特集」を平成22年2月号に企画い
たしました.今日のLSl技術は,様々な機能を含むシステムを高速かつ低消費電
力のシステムオンチップとして実現できるまでに進歩してきました.このような
システムは主としてディジタル回路によって実現されてはいますが,情報の入出
力は当然アナログ信号で行われます.一方,ディジタル回路といえども,システ
ムの動作速度がデバイスの性能限界に近づくと,それはもはやアナログ回路とし
て扱わなければなりません.また,多種多様の機能を搭載可能なアナログ・ディ
ジタル混載システムLSIでは,システムの機能,性能,設計コスト等の制約のも
とで,いかにアナログ回路部分を巧みに構成し,必要な機能をどのようにアナロ
グとディジタルに切り分けするかが重要となります.最近では移動体通信やブ
ロードバンドの飛躍的な発達に伴い,高速/高周波化,高精度化,高安定化を
伴ったアナログ技術も重要となってきております.更に,アナログ回路設計にお
いては,デバイスのモデリングとキャラクタライゼーションに始まり,ビヘイビ
アモデルからシステムレベルのシミュレーションに至るまで,必要な各段階での
モデリングとシミュレーションが重要な鍵となります.また,近年,アナログ回
路のIP化といった回路資産の標準化による設計の効率化や,FPAA(フィールドプ
ログラマブル・アナログアレイ)化による回路の柔構造化,あるいはフローティ
ングゲートMOSFETやマルチスレシュホルド技術のアナログ回路への利用,ニュー
ロやカオス等の非線形アナログ回路の実現など,新しいアナログ回路技術の胎動
も感じられます.
 このような背景から,この小特集号では,デバイスからシステムに至る種々の
レベルにおけるアナログ回路の設計手法,シミュレーション技術,試験評価方
法,その他関連のアナログ回路技術に関して最新の成果や将来の課題を広く議論
することを目的としました.多数の論文の御投稿をお願い申し上げます.

1. 対象分野
 アナログ回路設計技術,アナログ・ディジタル混載システム技術,及びこれに
関連する基礎理論,応用,及び実現技術
・低電圧・低消費電力アナログ回路
・アナログ・ディジタル混載システム・回路・LSI技術
・RF帯アナログ回路,ネットワーク・通信システム用アナログ回路,知能システ
ム用回路
・AD-DA変換器,アンプ,変復調器,PLL,フィルタ,発振器,センサ回路,FPAA
・電源回路
・非線形電子回路
・ディジタル回路(メモリ,マイコン,DSPなど)におけるアナログ回路技術
・Built-In Self Test,ノイズ解析技術,基板結合ノイズの解析-低減技術
・回路最適化技術,回路性能補償技術
・アナログ回路向けのデバイスモデリングとシミュレーション技術
・アナログ設計CADの利用技術
・アナログレイアウトCAD
・ビヘイビアモデリングとシステムレベルシミュレーション技術
・その他,関連するアナログ回路技術

2. 論文の執筆と取扱い
 通常の論文と同一とし,原則として,論文は刷り上がり8ページ程度,レター
は刷り上がり2ページ程度とします.詳細はInformation for Authorsに従ってく
ださい.Information for Authors は,
http://www.ieice.org/eng/shiori/mokuji_ess.html から入手できます.なお,
査読後の再提出期間は短縮する場合がありますので,予めご了承下さい.

3.投稿方法
 電子投稿を推奨します.以下の手順で御投稿下さい.なお,電子ファイルの作
成や投稿論文管理システムの利用が困難な場合は,下記の問合せ先までご相談く
ださい.
手順1: https://review.ieice.org/regist_e.aspx より登録を行って下さい.
フォーマットはPDFのみ受け付けます.なお登録時には必ず "Type of Issue
(Section)/ Transactions" で [Special-EA] Analog Circuit Techniques and
Related Topics を選択して下さい.[Regular-EA] を決して選択しないで下さい.
手順2: 印刷した Confirmation Sheet of Manuscript Registration 及び
Copyright Transfer and Page Charge Agreement にサインをしたものを論文投
稿締切日である平成21年6月18日(木)(必着)で下記送付先に到着するように郵
送して下さい.これらの書類がないと査読が開始されません.なお封筒に「アナ
ログ回路技術小特集」と朱記して下さい.


4.論文投稿締切日 平成21年6月18日(木曜日)必着


5. 送付先および問合せ先
   藤本竜一
   〒212-8520 川崎市幸区堀川町580-1
   (株)東芝 セミコンダクター社 通信・映像LSI開発技術部
   Tel. 044-548-2722   Fax. 044-548-8343
   E-Mail: ryuichi.fujimoto @ toshiba.co.jp


6. 小特集編集委員会
委員長 板倉 哲朗(東芝)
幹 事 藤本竜一(東芝),高窪かをり(明大)
委 員 浅井秀樹(静岡大),石川雅之(木更津高専),
兵庫 明(東京理科大),奥村万規子(神奈川工大), 片倉雅幸(ソニー),
佐藤隆英(山梨大学),島 健(神奈川大),関屋大雄(千葉大),
高井伸和(群馬大),谷本 洋(北見工大),道正志郎(松下電器),
堀田正生(武蔵工大),松本修(ルネサステクノロジ),
松谷康之(青山学院大),武藤浩二(長崎大), 安田  彰(法政大),
山脇大造(日立),湯川 彰(eMemory),横溝剛一(STARC),
和田和千(豊橋技科大)ニコデムス レディアン(東工大)
投稿件数により委員を増員する場合があります.


7. 付記
※ 締切日を厳守して下さい.郵送の場合にも締切日に間に合うようにして下さい.
※ 論文採録の場合は掲載別刷代が必要となりますので,あらかじめ御了承下さい.
※ 投稿に際しては,著者のうち少なくとも1名は本会会員でなければなりませ
ん.ただし招待論文に関してはこの限りではありません.必要な投稿資格を満た
していない著者からの投稿論文については,投稿を受け付けないこととなります
ので御注意下さい.入会の案内はこちらをご覧下さい.
         http://www.ieice.org/eng/member/OM-appli.html
※ 採録論文数が多い場合には,一部次月以降に掲載される場合がある ことをあ
らかじめ御了承ください.


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豊橋技術科学大学 情報工学系 441-8580 愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1
        和田和千       TEL:0532-44-6755 FAX(学科事務):0532-44-6757


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