[ect-announce-ja] 【論文募集案内】アナログ回路技術小特集号

Takahide Sato takahides @ yamanashi.ac.jp
2010年 4月 12日 (月) 10:38:19 JST


技術者および研究者の皆様

電子情報通信学会では本年もアナログ回路技術英文論文小特集を企画して
おります。
論文投稿の締め切りは

 平成22年5月28 日(金曜日)必着

となっております。投稿に関する詳細は以下をご覧下さい。
多くの皆様のご投稿をお待ちしております。


<問い合わせ>
佐藤隆英
〒400-8511
山梨県甲府市武田4-3-11山梨大学工学部電気電子システム工学科
Tel/Fax: 055-220-8504
E-Mail: takahides @ yamanashi.ac.jp


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−アナログ回路技術小特集号(英文論文誌A)論文募集−
               アナログ回路技術英文論文小特集編集委員会


基礎・境界ソサイエティではアナログ回路技術に関連した小特集を1993年以来,
その時々に相応しいテーマを掲げて毎年行ってきました.今回も前回に引き続き
最新の研究成果を発表・共有する場として,アナログ回路技術の広範な分野から
論文を御投稿頂く「アナログ回路技術小特集」を平成23年2月号に企画致しまし
た.今日のLSl技術は,様々な機能を含むシステムを高速かつ低消費電力のシス
テムオンチップとして実現できるまでに進歩してきました.このようなシステムは主
としてディジタル回路によって実現されてはいますが,情報の入出力は当然アナロ
グ信号で行われます.一方,ディジタル回路といえども,システムの動作速度がデ
バイスの性能限界に近づくと,それはもはやアナログ回路として扱わなければなり
ません.また,多種多様の機能を搭載可能なアナログ・ディジタル混載システム
LSIでは,システムの機能,性能,設計コスト等の制約のもとで,いかにアナログ回
路部分を巧みに構成し,必要な機能をどのようにアナログとディジタルに切り分け
するかが重要となります.最近では移動体通信やブロードバンドの飛躍的な発達
に伴い,高速/高周波化,高精度化,高安定化を伴ったアナログ技術も重要となっ
てきております.更に,アナログ回路設計においては,デバイスのモデリングとキャ
ラクタライゼーションに始まり,ビヘイビアモデルからシステムレベルのシミュレー
ションに至るまで,必要な各段階でのモデリングとシミュレーションが重要な鍵とな
ります.また,近年,アナログ回路のIP化といった回路資産の標準化による設計の
効率化や,FPAA(フィールドプログラマブル・アナログアレー)化による回路の柔構
造化,あるいはフローティングゲートMOSFETやマルチスレシュホルド技術のアナロ
グ回路への利用,ニューロやカオス等の非線形アナログ回路の実現など,新しいア
ナログ回路技術の胎動も感じられます.
 このような背景から,この小特集号では,デバイスからシステムに至る種々のレベ
ルにおけるアナログ回路の設計手法,シミュレーション技術,試験評価方法,その他
関連のアナログ回路技術に関して最新の成果や将来の課題を広く議論することを目
的としました.多数の論文の御投稿をお願い申し上げます.

1. 対象分野
 アナログ回路設計技術,アナログ・ディジタル混載システム技術,及びこれに関連
する基礎理論,応用,及び実現技術

・低電圧・低消費電力アナログ回路
・アナログ・ディジタル混載システム・回路・LSI技術
・RF帯アナログ回路,ネットワーク・通信システム用アナログ回路,知能システム用
 回路
・AD-DA変換器,アンプ,変復調器,PLL,フィルタ,発振器,センサ回路,FPAA
・電源回路
・非線形電子回路
・ディジタル回路(メモリ,マイコン,DSPなど)における
アナログ回路技術

・Built-In Self Test,ノイズ解析技術,基板結合ノイズの解析-低減技術
・回路最適化技術,回路性能補償技術
・アナログ回路向けのデバイスモデリングとシミュレーション技術
・アナログ設計CADの利用技術
・アナログレイアウトCAD
・ビヘイビアモデリングとシステムレベルシミュレーション技術
・その他,関連するアナログ回路技術


2. 論文の執筆と取扱い
 通常の論文と同一とし,原則として,論文は刷り上がり8ページ程度,レターは刷
り上
がり2ページ程度とします.詳細はInformation for Authorsに従って下さい.
Information for Authors は,http://www.ieice.org/eng/shiori/mokuji_ess.html
から
入手できます.なお,査読後の再提出期間は短縮する場合がありますので,あらかじ
め御了承下さい.

3.投稿方法
電子投稿を推奨します.以下の手順で御投稿下さい.なお,電子ファイルの作成や投
稿論文管理システムの利用が困難な場合は,下記の問合せ先まで御相談下さい.
手順1:	https://review.ieice.org/regist_e.aspx より登録を行って下さい.なお
登録時
には必ず "Type of Issue (Section)/ Transactions" で [Special-EA] Analog
Circuit
Techniques and Related Topics を選択して下さい.[Regular-EA] を決して選択し
ない
で下さい.
手順2:	印刷した Confirmation Sheet of Manuscript Registration 及び
Copyright
Transfer and Page Charge Agreement にサインをしたものを論文投稿締切日である
平成22年5月28日(金)(必着)で下記あて送付して下さい.送付方法は,郵送,
ファック
ス,スキャンしPDF化したもののメール添付、のいずれの手段でも構いません.これ
らの
書類がないと査読が開始されません.

4.論文投稿締切日 平成22年5月28 日(金曜日)必着

5. 送付先及び問合せ先
   佐藤隆英
  〒400-8511 山梨県甲府市武田4-3-11山梨大学工学部電気電子システム工学科
  Tel/Fax: 055-220-8504   E-Mail: takahides @ yamanashi.ac.jp

6. 小特集編集委員会
委員長 松谷康之(青学大)
幹 事 高窪かをり(明大),佐藤隆英(山梨大)
委 員 浅井秀樹(静岡大),石川雅之(木更津高専),板倉哲朗(東芝),
     奥村万規子(神奈川工大),片倉雅幸(ソニー),島 健(神奈川大),
関屋大雄(千葉大),
     高井伸和(群馬大),谷本 洋(北見工大),道正志郎(Panasonic),
     ニコデムス レディアン(東工大),兵庫 明(東京理科大),堀田正生
(東京都市大),
     松本修(ルネサステクノロジ),武藤浩二(長崎大), 安田  彰(法政
大),
     山脇大造(ルネサステクノロジ),湯川 彰(eMemory),横溝剛一
(STARC),
     和田和千(豊橋技科大)

7. 付記
※論文採録の場合は掲載別刷代が必要となりますので,あらかじめ御了承下さい.
※投稿に際しては,著者のうち少なくとも1名は本会会員でなければなりません.た
だし招
  待論文に関してはこの限りではありません.必要な投稿資格を満たしていない著
者か
  らの投稿論文については,投稿を受け付けないこととなりますので御注意下さ
い.
  入会の案内はこちらを御覧下さい.
http://www.ieice.org/eng/member/OM-appli.html
※採録論文数が多い場合には,一部次月以降に掲載される場合がある ことをあらか
じめ御
  了承下さい.


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佐藤隆英
山梨大学 大学院医学工学総合研究部
(工学部電気電子システム工学科)

〒400-8511 甲府市武田4−3−11
Tel : 055-220-8504
e-mail : takahides @ yamanashi.ac.jp



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