[ect-announce-ja] 応用科学学会 秋季シンポジウム 2015

Hiroki Sato hrs @ ec.ce.titech.ac.jp
2015年 11月 18日 (水) 15:29:08 JST


電子回路関連技術者・研究者の皆様

 応用科学学会が主催する、電子回路に関連した
 公開技術講演会の案内が届きましたので、
 お送りいたします。

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本年の(一社)応用科学学会主催 秋季シンポジウムは、
『人工知能とひと』と題しまして、12月3日(木)に開催いたします。  

Webにて申し込み受付しておりますので、
下記にご案内申し上げます。

皆様のご来場をお待ちしております。
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  ◆◇◆ 応用科学学会 秋季シンポジウム 2015 ◆◇◆
日時:2015年12月3日(木)13:30-17:45
会場:東京理科大学森戸記念館第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2)

講演会・パネルディスカション 13:30-17:45
懇親会          	   18:00-20:00

シンポジウム詳細はこちらから>>>
http://www.ohyokagaku.org/lecture/symposium15/

お申し込みはこちらから>>>
https://ssl.alpha-prm.jp/ohyokagaku.org/symposium2015.html

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▼概要▼
秋季シンポジウム「人工知能とひと」

シンポジウム参加費
一般3,000円、学生1,000円

<イントロダクション>
 人工知能という言葉が急に騒がれ始めた。第3次のブームとも言われている。

 人工知能搭載「ロボット」「掃除機」「洗濯機」「スマホ」などと命名された
製品が氾濫してきている。身の回りの機械だけでなく、人工知能知財戦略支援
システムのようなソフトウェア・プロダクトも検索することができる。また、
「人工知能が人間の職業を奪う」という記事も目につくようになってきた。

 関連する情報がどんどんと溢れ出すと、確かにブームと言わざるを得ない。
だとすれば、「ブーム」にはいつか終わりが来るはずだ。過去2回のブームの
失敗を繰り返させないためには、様々な情報に踊らされることなく、真の状況を
捉えておく必要があるだろう。我々は人工知能の研究開発の経緯、そして人工
知能を謳った製品を正しく理解し、どう発展させていくべきかを
考えなければならない。

 今年5月、物理学者スティーブン・ホーキング博士が「次の100年間のある
時点で、コンピュータは人工知能によって人間の能力を超えるだろう。それが
現実になったとき、われわれはコンピュータが人類の目標と異なる目標を
持たないように気をつける必要がある」と講演した。

 本年の応用科学学会秋季シンポジウムでは、「人工知能とひと」と題し、
3つの講演とパネルディスカッションを開催することになりました。ブームを
ブームで終わらせないために、我々「ひと」は何をすべきかを議論して
いきたいと考えています。参加される方々からも多数のご意見を期待しています。


13:30-17:30
<特別講演>『PepperとPepper for Biz
          〜ロボットと共に暮らし共に働く世界〜』
ソフトバンク株式会社 法人事業開発本部 事業開発統括部 統括部長
中野 晴義

 ソフトバンクは2015年6月、感情を持ったヒューマノイドロボットとして
Pepperを販売開始。続いて10月にはビジネスシーンを変革すべく、
法人向けモデルとしてPepper for Bizの提供を始めました。なぜ今ロボット
なのか、そしてロボットが人々の生活やビジネスシーンにどのような
インパクトを与えるのか。Pepperを活用したビジネス変革事例も交え、
ロボットと一緒に生活し、仕事をする世界についてお話します。


<基調講演>『人工知能は人間を超えるか
          -ディープラーニングの先にあるもの-』
東京大学大学院 工学系研究科技術経営戦略学専攻 准教授
松尾 豊

 本講演では、人工知能の最新動向、特にディープラーニングを取り巻く状況
について述べる。人工知能の歴史を紐解きながら、ディープラーニングのもつ
意義を解説し、今後の研究の進展について概観する。また、こういった人工
知能の変化が、今後、どのように社会や産業を変えるのか、人工知能の未来
について解説する。


<講演>『コグニティブデバイス実現へ向けたハードウェア技術の新潮流』
日本アイ・ビー・エム株式会社
東京基礎研究所サイエンス&テクノロジー部長
新川崎事業所長 折井 靖光氏

 IoT時代が到来する中、エッジ(端末)側での高度な処理が重要となって
きており、クラウドとエッジの役割分担を考える必要がある。エッジ側で、
高度な処理をさせるために、デバイスの低消費電力化は必須で、そのために、
生物の脳を摸倣した脳型半導体の開発が活発になってきている。本講演では、
このような半導体に必要とされるデバイス技術、実装技術に関して議論する。

<パネルディスカッション>
『人工知能とひと』
モデレータ:久保 文雄(一般社団法人応用科学学会理事)
パネリスト:[講師]中野 晴義、松尾 豊、折井 靖光
	  [一般社団法人応用科学学会]兵庫 明(理事)

□懇親会 18:00-20:00
  会場:東京理科大学理窓会(新宿区神楽坂2-6-1 PORTA神楽坂)
  会費:3,000円(学生1,500円)


シンポジウム詳細はこちらから>>>
http://www.ohyokagaku.org/lecture/symposium15/

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 ◆お申し込みはこちらから

https://ssl.alpha-prm.jp/ohyokagaku.org/symposium2015.html
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